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看護師

看護師を目指している人へ

看護師に年齢制限はあるのか?

看護師は女性の方が多い仕事で、30代40代になれば結婚、育児などで退職される方もたくさんおられます。

今や、看護師職員が足りていない現代では、社会人から看護師へ転職を考える方もたくさんいます。看護師になりたいと、看護師を目指すのに年齢制限はあると思いますか?

私は、ないと思っています。現在社会人で、これから看護師になりたいと考えている方は、ぜひ目指してほしいと思います。看護師の就職枠はほぼ100%、求人があり、人材不足であるほどです。看護師には「向き不向き」がありますから、向いていると思ったらぜひ看護師になってもらいたいところです。

看護資格があれば、病院以外にも勤務することができます。例えば保育園や幼稚園でも保育士は働くことができますし、そのような職場では、60歳を超えても働いているような人もいます。大阪の保育園の求人は比較的多いので、子育て後の第二の人生として就職を目指すことも可能です。

看護師の資格を取得するには、最低でも3年、准看護師で2年は必要となります。学校へいくためのお金も必要ですが、働きながら看護師を目指されている方もたくさんいます。貯金がある、余裕があるなら簡単です。余裕がない方は看護師を目指せないのか?それは違います。

お金の余裕がなくても、一生懸命頑張ったら看護師にはなれますよ。気持ち、心があれば大丈夫です。具体的な看護師になるまでの道のりをご紹介しておきましょう。人を助けることに魅力を感じているのなら、ぜひ目指してほしいところですが看護師になるには時間もお金もかかるので、最低限どうやったらなれるのか、道のりをご紹介しておきます。まず、看護師は資格が必要です。

看護学部のある学校って?

看護師資格は国家試験ですが、その試験を受けるために学校を卒業しなければいけません。

専門教育は、いくつかの方法があるのです。高等学校衛生看護科へ進学したり、看護師学校、看護師養成所に入る方法もあります。看護短期大学や、4年生の大学もあります。

ストレートで看護師になる方法と言えば、高校から専門学校、または短大、大学にはいり、国家試験を受けて医療機関に就職する方法です。もし現在社会人で、そこから目指そうと考えているのならば、専門学校または短期大学の3年生の学校へ通い、試験を受けることで資格を取得できます。最短では3年、高校に付属している看護科へ行けば、卒業後2年で看護師になれます。准看護師の場合は、学校が看護師よりも1年短くなります。

看護学科を学べる学校」は全国に存在しますが、住んでる場所によっては自宅から距離が遠く、進学や通学をするために、引越しや一人暮らしを検討しなければならないかもしれません。そんな時は、学生寮や学生会館を所有している大学を選ぶとよいでしょう。学生寮は家賃が安く、通学のしやすい距離に建てられているメリットがあります。

鳥取大学(鳥取キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

看護学科のある大学の中で、学生寮を備えている学校はそれほど多くありませんが、新潟県の新潟大学や千葉県の秀明大学などが挙げられます。寮内の様子や設備を確認したい場合は、学生寮を扱う専門ページや大学のホームページなどから確認するようにしましょう。

社会人には専門学校がおすすめ

社会人から看護師を目指すならば専門学校がおすすめです。

貯金があるのならば良いかもしれませんが、働きながら学ぶところもあります。働きながら学校へ行くと、授業料が減免される学校などもあります。医療機関で働き、現場を経験しながら学ぶことができるので、一番看護師になれる最短ルートだといえるのではないでしょうか。

とはいえ、学校へ行っていれば試験に合格するわけではありません。学校へ行き、猛勉強の末看護師になった方がほとんどです。毎年2月の試験で、1割程度の方が不合格となっていますから、せっかくの勉強をした時間を無駄にしないためにも、試験に合格することが最終目標です。

そのために、看護師専門の予備校などもあります。大切なのは、看護学校を選ぶことです。看護師資格を取得したら、いざ就職です。就職には看護師不足に悩む医療業界ですから困ることもないでしょう。ですが、待遇や条件、職場の雰囲気など様々ですから、しっかり情報収集をしなければいけません。

勉強

医療の道を目指したきっかけ

やりがいがある仕事なのか

医療関係の学校へ行っていたときは、医療の仕事はとてもやりがいのある仕事だと考えていました。
ですが、実際に就職するまではとても学ばなければいけないことが多く、今は医療機関に勤めていますが、就職してからも毎日が勉強です。

働き始めると、自分の経験の浅はかさが身に沁みます。
知識だけでは乗り越えることができない壁にもぶち当たります。

そこで、ふと思いました。
医療の道を目指したきっかけって何だっただろうかと。

医療業界は様々な問題に囲まれています。
山積みの課題の中で、無我夢中で働く事に「やりがい」などあるのでしょうか。

患者様から感謝されたとき、笑顔になってほしいと思う患者様が無事退院されたとき。
やりがいを感じる場面はありますが、この仕事をしていて一番うれしいと感じるときは、そんなやりがいを感じたときではなく、医療の道を志したきっかけと同じ体験をした時です。

私が医療業界に興味を持ったきっかけは、問題が解決したときに得る達成感に魅力を感じたからです。
患者さんとは、二人三脚で走らなければいけない、それが医療の仕事です。
薬を渡して、ハイ終わり、じゃありませんからね。

たとえば友人が困っていたとき、大切な人が助けを求めていたとき。
皆さんは助けますか?

知り合いなら助けるかもしれませんが、他人なら助けようとは思いませんよね。
でも、日本人は素晴らしいですよ。
全く見知らぬ人でも、助けようとする心を持った方がたくさんいるのですから。

私は、そんな、「助けたときの達成感」が好きです。
解決できない問題にぶち当たることもあります。
でも、医療業界を目指して、社会の役に立ちたい、そう思ったのです。

助けたい、だけじゃ勤まらない

「助けたい」「憧れる」「頼りにされたい」
そんな軽い気持ちだけじゃ医療の仕事は勤まりませんよ。
私もそう考えてこの道を目指した一人ですが、最初のきっかけなどどうでも良いことだと思っています。

今思い返せば、浅はかな志望動機だな、と感じます。
それこそ、両親の跡を継がないといけないとか、間近で医療のお仕事を見てきた人の志望動機のほうが、まだましです。

でも、私のような志望動機でも、現場に出てみれば考え方は変わりますよ。
「憧れと違った」そんな理想と現実の違いに嫌気がさし、辞めてしまった同僚、後輩もたくさんいます。

それでも私が続けているのは、「医療業界に入って初めて、助けることの大変さ、そしてやりがいを知った」からです。

責任感を持ち、多くの人を助けようと思う。
それが大切なのだと思います。

きかっけなど、人それぞれです。
でも、目指す先は同じですよ。

医療業界への就職を目指している方は、その目標に向かって突き進んでください。
きっと、自分が思い描いていた将来にまっすぐ進めるはずです。
変に憧れは、持たない方が良いですよ。