絶えぬ医療問題
医療業界ではトラブルや問題が絶えません。
これは、どの業界でもいえることかもしれませんが、医療は人々の健康と一生を支える存在です。
先進国でありながらも、技術は発展し人の持つ知識が衰退する。
そんな現状も踏まえつつ、医療問題について考えていきたいと思っています。
大阪府内の医療機関で働く、医療従事者の一人として、国内の医療をすべて変えることはできなくても、大阪の医療を変えることはできるのではないかと考えています。
もしくは、「変えたい」と考える強い気持ちを皆さんに持ってもらいたい、日々そう願います。
たとえば、医療界での院内暴力事件。
多くが、内部告発によって世間に公表されております。
これこそあってはならない事件ですが、医療界の問題は絶えないのと同時に、暴力事件も絶えなくなってきています。
その背景には様々な問題が浮上しています。
精神疾患を抱える患者が増え、医師、看護師の抱えるストレスも増え、人員不足から更に負担が増えたということが根本たる原因でしょうか。
特に、看護だけではなく介護福祉業界でも暴力事件は絶えません。
「なぜそんなことをするのか、全く理解できない」と言われる医療従事者は、ウソをついていますよ。
理解できるけどしない、それが当たり前です。
だからこそ、実際に暴力事件が起こってしまうのです。
当ブログについて
当ブログでは、医療のニュースや私の仕事についてお話していきたいと思っています。
堅苦しい話ばかりになるかもしれませんが、同じ医療に携わる人間として、そして患者様の立場として。
これからの医療について一緒に考えて頂けると幸いです。
特にこれから医療業界への就職を目指している方に読んでほしい内容も多々あります。
私が医療の仕事をしようと思ったきかっけから、大阪に来て大阪の医療を考え始めたことなどをつづろうと思っています。
今の日本、皆さんはどう思いますか?
「無菌状態に慣れすぎ」そう思いませんか?
一昔前は、薬草でケガをじっくり治癒させていた時代。
自己の自然治癒力のみでケガを治していた時代。
今のような最新の医療設備はなく、平均寿命も45歳という若さの時代もありました。
今や平均寿命が80才を超える超高齢化社会ですから、健康と一生については個人でしっかり考えなければいけません。
医療設備や技術はその時代についてこれています。
変わるべきは、人の考えなのではないでしょうか。
すべては人の思考からミスが生まれ、事故、事件、問題が生まれています。
その課題たちにどう向き合うか、一緒に考えていきましょう。